SYMPTOMS/CASES

【症例18】
膝蓋骨内方脱臼
(犬・ペキニーズ×ポメラニアン)

<症例>
膝蓋骨脱臼
<症状>
脚を上げたまま歩く
<種類>
犬・ペキニーズ×ポメラニアン/メス/9か月
<検査内容>
レントゲン検査、血液検査
<手術名>
関節包縫縮術・Rudy法・ラテラルスーチャー法

<症状の詳細>

右後肢を浮かせて歩くとのことで来院されました。検査の結果、膝蓋骨内方脱臼グレードⅡ(普段は正常な位置にあるが、膝のお皿である膝蓋骨が屈伸によって頻繁に内側に外れてしまう)と診断されました。術後は脚を上げることもなく快適に歩行できています。

 

<手術前レントゲン>

膝蓋骨が内方に脱臼しています。
 

<手術後のレントゲン>

膝蓋骨が滑車溝に収まっており、正常な位置にあります。

 

▼術前の様子
膝蓋骨が内方に脱臼しています。

▼術中の様子
脱臼しないか確認しています。

▼術後の様子
縫合後、膝蓋骨が正常な位置にあり、再脱臼することもありません。