
- <症例>
- 膝蓋骨脱臼
- <症状>
- 脚を上げたまま歩く
- <種類>
- 犬・ペキニーズ×ポメラニアン/メス/9か月
- <検査内容>
- レントゲン検査、血液検査
- <手術名>
- 関節包縫縮術・Rudy法・ラテラルスーチャー法
<症状の詳細>
右後肢を浮かせて歩くとのことで来院されました。検査の結果、膝蓋骨内方脱臼グレードⅡ(普段は正常な位置にあるが、膝のお皿である膝蓋骨が屈伸によって頻繁に内側に外れてしまう)と診断されました。術後は脚を上げることもなく快適に歩行できています。
<手術前レントゲン>
膝蓋骨が内方に脱臼しています。
<手術後のレントゲン>
膝蓋骨が滑車溝に収まっており、正常な位置にあります。
▼術前の様子
膝蓋骨が内方に脱臼しています。
▼術中の様子
脱臼しないか確認しています。
▼術後の様子
縫合後、膝蓋骨が正常な位置にあり、再脱臼することもありません。