VACCINATION

定期的な予防注射
(ワクチン接種)で、
愛犬、愛猫の健康を
守りましょう。

ワクチンを接種しておくことによって、さまざまな感染症を予防したり、症状の重症化を抑えることが可能です。年齢が1歳以上でも年1回のワクチン接種がおすすめです。また、高齢期は免疫が低下してしまうので、ワクチン接種はとても大切です。生涯を通して、伝染病の予防を心がけていきましょう。

混合ワクチン

ウイルスや細菌によって引き起こされる感染症の中には、一度発症してしまうと治療が困難なものや、命に関わる重篤なものもあります。定期的にワクチン接種をすることで、そのワクチンに含まれる病気に対する免疫がつき、その病気にかかりにくくなります。また、感染したとしても重症化を抑えることができます。

時期の目安

子犬
1回目:生後6〜9週齢
その後は3〜4週間の間隔で生後16週齢まで追加接種
成犬
年1回

狂犬病ワクチン

狂犬病は、「人獣共通感染症」に分類され、犬だけでなく人を含む全ての哺乳類が感染する可能性のある感染症です。狂犬病ウイルスを持つ動物に咬まれたり引っ掻かれたりすることで、人に感染するリスクがあり、発症した場合はほぼ100%死に至ります。

時期の目安

生後90日以降/年1回

フィラリア(犬糸状虫症)
予防

フィラリア症(犬糸状虫症)とは、蚊に刺されることでフィラリアという寄生虫が心臓や肺動脈に寄生して起こる感染症のことです。

時期の目安

5〜11月/月1回

ノミ・マダニ予防

散歩をしていると、どうしてもノミ・マダニがついてしまいます。ノミ・マダニがつくと皮膚疾患やアレルギー、貧血、発熱を起こしたり、条虫(お腹の寄生虫)が入る原因になります。また、人間も皮膚炎など危険な感染症を媒介する可能性もあるため、飲み薬や塗り薬などでしっかり予防することが大切です。

時期の目安

4〜11月下旬/月1回~3か月に1回

混合ワクチン

ウイルスや細菌によって引き起こされる感染症の中には、一度発症してしまうと治療が困難なものや、命に関わる重篤なものもあります。感染リスクの高い猫ウイルス性鼻気管炎、猫カリシウイルス感染症、猫汎白血球減少症、猫白血病ウイルス感染症、猫クラミジア感染症などの感染を予防します。

時期の目安

子猫
1回目:生後6〜9週齢
その後は3〜4週間の間隔で生後16週齢まで追加接種
成猫
年1回

フィラリア(犬糸状虫症)
予防

フィラリア症(犬糸状虫症)とは、蚊に刺されることでフィラリアという寄生虫が心臓や肺動脈に寄生して起こる感染症のことです。一般的には犬の病気として知られていますが、猫でも感染します。犬と異なり、呼吸困難などの呼吸器症状だけでなく、嘔吐や食欲がないなどの症状がみられることもあります

時期の目安

5〜11月/月1回

ノミ・マダニ予防

室内で飼っている家猫でも、外出後の人間に付いてきたノミ・マダニに寄生されてしまうリスクがあります。ノミ・マダニがつくと皮膚疾患やアレルギー、貧血、発熱を起こしたり、条虫(お腹の寄生虫)が入る原因になります。飲み薬や塗り薬などでしっかり予防することが大切です。

時期の目安

4〜11月下旬/月1回~3か月に1回

予防接種・ワクチン接種の流れ

  1. ①ご来院(予約不要)

    ご予約は不要ですが、必ず午前中にお越しください。

  2. ②問診

    飼い主様より獣医師がワンちゃんネコちゃんの健康状態をお聞きします。

  3. ③健康状態をチェック

    体温測定や心臓、肺の聴診、身体のリンパ節の触診や水和状態など全身の健康状態をチェックします。

  4. ④ワクチン接種

    健康状態に問題ない場合、ワクチン接種を行います。

初めてのワンちゃん・
ネコちゃんは、
うんちをご持参ください。

初めて予防接種・ワクチン接種をされる場合は、当日の新鮮なうんちを、小指の第一関節程度をご持参いただき、糞便検査の実施をおすすめしております。寄生虫や病原細菌、ウイルスの有無などを検査することができるので、病気などの早期発見に繋がります。