SYMPTOMS/CASES

【症例20】
関節リウマチ
(犬・トイプードル)

<症例>
関節リウマチ
<症状>
痛がって歩きにくい
<種類>
犬・トイプードル/メス/5歳2か月
<検査内容>
レントゲン検査、血液検査
<手術名>
内科療法(ステロイド投与)、装具

<症状の詳細>

左前足を痛がって歩く、右後ろ足を上げるとのことで来院されました。左右手根・足根関節に腫れがみられ、レントゲン検査にて関節破壊像が確認できたことから関節リウマチと診断されました。装具を使用することによって歩行がスムーズになりました。

 

<関節リウマチとは?>

自己免疫の異常によって自分の関節を攻撃してしまう疾患です。免疫介在性関節炎に含まれ、多数ある免疫介在性関節炎のうち、びらん性関節炎に分類されます。びらん性とはレントゲン検査で骨びらん(骨の虫食い様の不連続像)が認められることを指します。 主な症状は、関節の腫れ、足を痛がるなどの症状です。日によって、または時間によって痛がる足が変わることがあります。重症例では関節が壊れることにより、かかとや手首がベタっと地面についてしまいます(いわゆるベタ足)。また、関節症状以外にも発熱、食欲不振などの全身症状も見られることがあります。

 

<手根関節のレントゲン>

【健常】

【関節リウマチ】

▼治療前の歩行の様子

▼装具装着時の様子